iMacがストライキに入り、どうお願いしてもノロノロとなってしまったので、昔買ったレッツノートに助っ人を頼み、ついでに、FileMakerPro17Advanceを購入し、インストールしてみました。
長年FileMakerPro10で頑張って来ましたが、カンタンProの動作もなんとなくぎこちなくなってきてましたので、FileMakerPro17Advanceへの移行を試みてみましたので報告します。
レッツノート(Windows10)にFileMakerPro17AdvanceをインストールしカンタンProを使う
実際、やってみるとかなり快適な環境ができあがりました。
おーっ! サクサク動くではないか!
ってなりました。
レッツノートなら持ち歩けます。それはつまりカンタンProを常に持ち歩けると言うことです。めどくさいリモートデスクなんてしなくていい。その場でぱっと開いてすぐに使える。このメリットは計り知れません。
FileMakerPro17AdvanceへカンタンProを移行する方法
なぜか、いきなりFileMakerPro17Advanceへは移行できませんでした。
ファイルメーカーはメジャーバージョンアップするとファイルの拡張子が変わる場合があります
FileMakerProは、メジャーバージョンアップを過去何回か繰り返してまして、その都度拡張子が変わる場合があります。(記事執時点はFileMakerPro18で拡張子は .fmp12 )上位バージョンで古いカスタムAPPを使う場合、変換作業が必要です。
FileMakerProバージョン(ファミリー) | 拡張子 | カンタンPro |
---|---|---|
v12〜18 | .fmp12 | v1.2系 v1.3系 |
v7〜11 | .fp7 | v1.1系 |
v5〜6 | .fp5 | ー |
古いカスタムAPPの場合、拡張子が同じでも互換性がない場合があるようですね。そこで、以下のようにしてみました。
一旦、FileMakerPro16(試用版)にて変換
FileMakerPro10の拡張子は.fp7です。これを.fmp12に変更するわけですが、単にファイル名を変えるだけでは変換できません。FileMakerPro12以上でファイルを開き保存し直す必要があります。今回僕が行ったのは以下の手順です。
※ うまくいくか保証できませんので必ずカンタンProのバックアップはとっておきましょう!
1、FileMakerPro16でカンタンPro1.1系のファイルを開き保存し直す
カンタンProではリレーションが設定されているので、途中何度か他のファイルを開こうとしますが、気にしないですべてのファイルを拡張子.fmp12として保存し直します。根性でやります。
2、カンタンProv1.2系をダウンロードする
こちらからダウンロードできます。
3、保存したファイルからカンタンProv1.2系にデーター移行する
1で十分かもしれませんが、念の為移行しておきましょう。2でダウンロードしたカンタンProv1.2系を起動しデーター移行ツアーを実行して、1で保存した旧カンタンProからデーター移行します。
4、動作確認する
一応、カンタンProの動作確認はしておきましょう。
FileMakerPro17でファイルを開く
そのファイルを購入したFileMakerPro17で開くと正常に動作しました。
FileMakerPro16 → FileMakerPro17 は、バージョンが近いので互換性があるのでしょう。
今回のまとめ
カンタンProをWebアプリケーション化する計画ですが、まだまだ先のことなのでとりあえずFileMakerProを使い続けないといけません。FileMakerProは結構頻繁にバージョンアップされて、拡張子が変わったり、PCのアップデートに伴い古いバージョンでは動作が遅くなったり、何かと面倒がつきまといますね。費用もかかるし。
まぁでも、FileMakerPro17になってカンタンProがサクサク動くようになったので当面は快適です。
ちなみに現在は新しいiMacに移行してます。FileMakerProの嬉しいところは、WindowsでもMacでも同じ様に動作してくれることですね。
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