FileMakerProのメリット
FileMakerProと出会ったのは、FileMakerPro5(1999/9/28発表)以降。具体的に何年かは忘れましたが、2000年以降で、あるマシーンを使うためにMacintosh(Performaだったかな?当時OSは漢字トークでよく落ちた)を買ったらバンドルされていました。
何かよく分からないうちに見積り用のテンプレートなどを作って遊んでました。そのうちに請求書を手書きするのが面倒で作ったのがカンタンProです。
どうせなら、仕事全般をカバーするものが良いと思い、現在の「仕事リスト」「受注書」「得意先」「商品」「売上・仕入」「初期設定」タブを作りました。我ながらこの分類は本質的で会計処理等を除いて販売に関するフロントエンドな必要事項を満たしていて気に入ってます。
カンタンProを一般に公開したのはたしか2004年ごろだったと思います。あるイベントで何か自社の商品を発表してほしいということだったので「これは良い機会」「こんな便利なもの自分だけで使うのはもったいない」と思って発表しました。
現在2022年ですから、かれこれ18年間使っています。FileMakerPro(≒カンタンPro)は僕の仕事に欠かせない存在になってます。
その間、FileMakerProは何度ものバージョンアップを行いました。それでもカンタンProが使えているのは上位互換が保たれているためです。また、MacにもWinにも対応しているので途中でパソコンをMacからWindowsに変えても大丈夫でした。
FileMakerProはClaris社の製品ですが、途中社名をFileMaker社と変更しました。FileMaker専門の会社になったわけですね。ちなみに現在はまたClarisに戻しましたね。Appleが100%出資している会社ですからAppleの成長とともにあるわけですね。
ここが結構オススメのポイントで親方AppleのClariS社の信頼できるポイントです。どんなに優れたアプリでも開発会社が潰れてしまえばそれまでですからね。
FileMakerPro今後の私的予想
Adobe Illustrator をお使いの方ならご存知でしょうが、Illustratorはローカルのアプリケーションでありながらサブスクで提供されています。元々はIllustratorも売り切りでしたが、Adobeが頑張ってサブスクシステムにしたんですね。
サブスクのメリットは、ユーザーにとっては導入コストが安いことと、メーカーにとっては安定収入につながり開発のモチベーションが維持できることだと思います。ちなみに、カンタンProも同じような考えでサブスクに対応しました。
売り切りだと、メーカーとしては頻繁にバージョンアップしないと収入が得られません。だから、FileMakerProは何度もバージョンアップしておまけに拡張子まで変更して何とか新バージョンに移行してもらいエンジニアのお給料を稼いで来たのではないかと思います。(しらんけどw)
でもこの方法は時代遅れというか、継続は茨の道ですね。ユーザーのメリットを考えると早くAdobeのようにサブスク対応してほしいものです。ユーザーとしては、良い製品であれば多少のサブスクを払い続けるのは問題ないことです。それよりエンジニアのお給料を安定化してより良いバージョンアップをしてほしです。
というわけで、FileMakerProもいずれはサブスク提供になると予想します。これは時間の問題でしょう。
というか、ファイルメーカー19って、すでにサブスク対応してるんですね。。。知らんかったw
まとめ
長々と書きましたがFileMakerProをおすすめする理由は、その使いやすさはもちろんのこと、FileMakerProの過去の実績として、ライフサイクルが長く上位互換を保ってきててクロスプラットフォームだと言うことと、親方Appleで会社として安定しているから。ということになります。
→ カンタンPro1.3リリースもご覧ください。